中古トラクターの相場と高く売るコツは?選び方やおすすめ車種も紹介
トラクターを買い替えるのであれば、できるだけ高く売って、中古を安く購入したいところです。
売却時には買取相場や査定のポイント、購入時にはトラクターの選び方をそれぞれ押さえておくと、よりお得に買い替えできます。
本記事では、トラクターの買取相場や高く売るコツ、中古トラクター選びのポイントなどについて解説します。
おすすめの買取業者や中古販売業者についても併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 1.トラクターを買い替える際は、中古買取・販売業者の利用がおすすめ
- 2.中古トラクターの買取相場
- 3.中古トラクターを高く売るコツ
- 4.中古トラクター買取査定の流れ
- 5.中古トラクター買取業者の選び方
- 6.中古トラクターを売却時の注意点
- 7.高額査定を目指すなら「農機具高く売れるドットコム」
- 8.中古トラクターの選び方
- 9.人気トラクターメーカー
- 10.おすすめトラクター車種
- 11.中古トラクター購入時の注意点
- 12.中古トラクターを買うなら「UMM」
- 13.古いトラクターの売買ならお任せ!
トラクターを買い替える際は、中古買取・販売業者の利用がおすすめ
故障や経年劣化などでトラクターの買い替えを検討しているものの、「ただで手放すのは惜しい」「処分費用や新たな購入の予算が気になる」と考えている方も多いです。
そうした方には、まず買取業者の利用をおすすめします。使わなくなったトラクターを処分しつつお金に換えられるため、新たにトラクターを購入する予算の足しにできます。
また、新品のトラクターを購入するのもよいですが、中古品でも新品と遜色なく使えるものは少なくありません。中
古販売業者を利用すれば、売却で得たお金と合わせ、少ない出費で、状態のよい中古トラクターに買い替えることが可能です。お得に買い替えを済ませたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
中古トラクターの買取相場
トラクターの売却にあたり、まず押さえておきたいのが中古トラクターの買取相場についてです。買取金額はさまざまな要素を加味して算出されます。
買取金額に影響する主な要素としては、以下が挙げられます。
- ・コンディション
- ・年式
- ・性能
- ・稼働時間
- ・メーカー
- ・車種
水没していたり動作不良があったりするなど、コンディションがよくないものは数万円程度がせいぜいですが、保存状態がよくメンテナンスも行き届いているものや、馬力が大きいなど高性能なものは数十万~100万円単位の値がつくこともあります。
人気のメーカーや車種であれば、高い価格で買い取ってもらうことをより期待できます。
このように、買取金額はトラクターによって大きく変動するので、買い取ってもらうトラクターの状態と相場を照らし合わせて確認しておきましょう。
相場を事前に把握しておくことで、買取業者に買い叩かれることなく、適正な金額で売れやすくなります。
中古トラクターを高く売るコツ
では、トラクターを高く売るためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。以下では、トラクターを売却するうえで押さえておきたい6つのポイントについて解説します。
燃料を満タンにしておく
多くの場合、トラクターにはディーゼルエンジンが採用されています。ディーゼルエンジンのトラクターを長期保管する場合は、燃料を満タンにしておきましょう。
満タンにしておかないと、燃料タンクにすき間ができ、空気混入のおそれがあります。
混入した空気中の水分が結露して液体となることで、タンクが錆びる原因となります。燃料を満タンにして保管すれば、タンクの劣化を防ぐことが可能です。
バッテリーの端子を外しておく
トラクターを長期保管する際は、バッテリーの端子を外しておきましょう。バッテリーはエンジン稼働時に電気を供給する電源の役割を担います。
バッテリーの電気は、エンジンが稼働することで充電される仕組みのため、長期保管していると充電されません。
バッテリーの端子を接続したまま放置すると、バッテリーに蓄えられた電気が放電され枯渇していき、エンジンがかからなくなる原因となります。
査定時にエンジンがかからなければ、買取金額は低く見積もられてしまいます。
バッテリーの端子を外しておくと、回路が遮断されることで電気が流れなくなるため、放電を防ぐことが可能です。
また、バッテリーは消耗品であり、バッテリー液が少なくなると劣化を早めてしまいます。液量の確認と補充も適宜行いましょう。
屋内に保管する
トラクターを屋外で保管すると、太陽光や雨水などによってボディーが徐々に傷んでいくため、注意が必要です。
特に太陽光は紫外線を含み、塗装の色褪せや剥がれといった劣化を招きます。塗装には金属ボディーを錆びから守る役割があるので、塗装の劣化はボディーの錆びにもつながります。
また、ボディーに水滴が付着した状態で放置すると錆びの進行を早めてしまうため、できるだけ拭き取ることが大切です。
保管中は太陽光にさらされたり、雨がかかったりしないように、なるべく屋内で保管するのが望ましいです。
メンテナンスを行う
トラクターのコンディションを保つためには、メンテナンスを行うことが大切です。
メンテナンスにはエンジンオイルの交換やグリスアップ、冷却水の補充、タイヤの空気入れなどがあります。
エンジンオイルは摩耗を防ぐ潤滑剤として働きますが、劣化することで潤滑効果が弱くなり摩耗が激しくなるため、交換が必要です。
グリスは使っているうちに効果がなくなってくるので、定期的に注油しましょう。
冷却水が少ない状態で稼働することによって、エンジンが焼きついてしまうおそれがあるので、冷却水の残量も都度確認し、不足している場合には補充が必要です。
これらのメンテナンスを行うことで、トラクターのコンディションを良好に保てます。
メンテナンスの記録をつけていると、状態についての信頼性が上がるため、高値で売れやすくなります。
また、こまめに清掃を行うことも買取金額を上げるポイントです。泥や土などの汚れが噛み込むことで起こる、動作不良などの不具合も防止できます。
特にエンジンやタイヤ周辺の汚れはトラブルにつながりやすいので、丁寧に清掃しましょう。見た目が綺麗であれば査定時の印象もよく、プラス査定を受けやすいといえます。
できるだけ早めに売却する
年式が新しいものや最新のモデルであるほど、高価買取されやすくなります。
反対に、時間が経つほどトラクターの価値は下がってしまうので、可能な限り早く売却するのがポイントです。
特に製造から10年前後を過ぎると、部品の生産終了に伴って査定額が低く見積もられやすくなります。
そうした事情から、迅速な行動がお得な買い替えにつながるといえます。しばらく使う予定がなければ、古くならないうちに売ってしまうのが得策です。
動作確認できる状態にしておく
査定時の動作確認の可否によって、車両に対する信頼性は大きく違ってきます。
査定時に燃料不足の場合は、エンジンを動かせず動作確認ができないので、前もって燃料を入れておきましょう。
動作不良の原因となる泥や土などの汚れも取り除いておき、万全な状態で査定を受けることが大切です。
中古トラクター買取査定の流れ
査定には、大きく分けて「業者に出張買取を依頼する」「インターネットや電話で査定を依頼する」の2種類があります。
ここでは、それぞれの査定方法の特徴と大まかな流れについてご紹介します。
業者に出張買取を依頼する場合
出張買取は、買取業者に品物を買取に来てもらう方法です。動かなくなった機体でも店舗などに持ち込む手間がなく、自分の都合のよいスケジュールを指定できるため便利です。
買取業者に出張買取を依頼すると、指定日にトラクターを保管している場所まで業者が来ます。その後、査定を行い見積もりが提示されるので、査定額に納得できれば契約して終了です。
インターネットや電話査定の場合
インターネットや電話での査定は、最初に見積もりを提示されるため、概算の買取金額がわかるメリットがあります。
複数社へ相見積もりをとる際に便利な方法です。トラクターのメーカーや年式、状態などを業者に伝えることで査定額が見積もられます。
金額に納得できれば買取を依頼し、後日、業者が訪問してトラクターの状態確認および引取を行います。
状態確認により最終的な査定額が決定されるので、合意できれば契約して終了です。
中古トラクター買取業者の選び方
できるだけ高い価格で買い取ってもらうには、買取業者の選び方が重要です。取引手数料や出張費用などがかかる業者もいるため、費用については依頼前に確認しておきましょう。
費用がかかりすぎると、それだけ売却するメリットが小さくなってしまいます。
また、離島などアクセスが困難な地域だと対応してもらえないこともあるので、買取業者の対応エリアも要チェックです。
そのほか、過去の買取実績や古物商許可番号の有無なども確認しておくと、より安心して取引できます。
中古トラクターを売却時の注意点
トラクターを売却する際は、メーカー・車種・年式・製造番号などの情報が必要です。これらの情報は査定額を大きく左右するため、買取業者へ伝えることで見積もりがより正確になります。
不足している情報があればメーカーに確認などして押さえておきましょう。
また売却に際しては、複数の業者から相見積もりを取ることが高値で買い取ってもらう基本です。複数の業者を比較検討し、より高値をつけてくれる業者に買い取ってもらいましょう。
高額査定を目指すなら「農機具高く売れるドットコム」
トラクターの売却を考えている方には、実績豊富な農機具買取サービス「農機具高く売れるドットコム」の利用をおすすめします。
東証一部上場企業が運営しており、10年以上の運営実績と、お客様満足度99.7%を誇る信頼できるサービスです。
査定料や出張費用などのお客様負担がなく、さらに全国対応かつ最短即日での査定も可能です。
インターネットや電話、FAXだけでなくLINEでの査定にも対応しているので、手軽に依頼できるのも魅力といえます。
こちらは弊社が買取する実績になります。
中古農機具をご購入希望の方はUMM中古農機具市場よりお探しください
クボタ KL27
一般中古
2024/11/18
千葉県で買取¥600,000
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イセキ TM150
一般中古
2024/11/15
山口県で買取¥400,000
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コバシ DS627
一般中古
2024/11/5
滋賀県で買取¥10,000
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ニプロ MP307
一般中古
2024/10/21
茨城県で買取¥15,000
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ヒノモト EZ2304
一般中古
2024/10/9
岩手県で買取¥40,000
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シバウラ SD2640
一般中古
2024/10/3
愛知県で買取¥50,000
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KUBOTA JB15X-PC (EXTRA)
程度良好
2024/10/1
福岡県で買取¥430,000
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HONDA 管理機
一般中古
2024/9/30
山梨県で買取¥12,000
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YANMAR EG120
一般中古
2024/9/30
山口県で買取¥700,000
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ヤンマー F46D
一般中古
2024/9/24
岩手県で買取¥510,000
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クボタ KL41H
一般中古
2024/9/5
岩手県で買取¥700,000
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クボタ SL45
一般中古
2024/9/2
福岡県で買取¥2,355,000
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フォード 4130
一般中古
2024/8/27
栃木県で買取¥850,000
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三菱 GE150
一般中古
2024/8/7
愛媛県で買取¥500,000
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IHIスター MDM1345
一般中古
2024/7/31
岩手県で買取¥20,000
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ヤンマー AF222S
一般中古
2024/7/30
宮崎県で買取¥190,000
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KUBOTA JB14
程度良好
2024/7/29
熊本県で買取¥400,000
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ヤンマー AF30D
一般中古
2024/7/23
青森県で買取¥520,000
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シバウラ P21F
一般中古
2024/7/18
福島県で買取¥140,000
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ヤンマー Ke-3D
一般中古
2024/7/16
兵庫県で買取¥75,000
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※買取実績及び商品状態の基準はこちら
中古トラクターの選び方
ここからは、中古トラクターの購入について見ていきましょう。中古トラクターを選ぶ基本的な考え方は、長く使えるもの、そして作業環境に適した性能のものを選択することです。
価格が安くても、すぐに壊れたり作業効率が悪かったりするようでは、よい買い物とはいえません。
そこでまずは、中古トラクターの選び方について紹介します。以下の6つのポイントを押さえ、慎重に吟味・検討しましょう。
稼働時間を確認する
一般的にトラクターの寿命は、馬力に100時間をかけることで見積もられており、稼働時間がトラクターの残り寿命を知る手がかりとなります。
稼働時間はエンジンキーがオンになっている時間を計測するものが多く、アワーメーターで確認が可能です。
中古トラクターの相場は新品のおよそ1/3であることから、寿命だけにフォーカスすると、見積もり寿命が1/3以上残っているならお得といえます。
トラクターの寿命となる稼働時間は600時間前後が標準的とされており、これがひとつの目安になります。
ただし、稼働時間以外にも確認すべきポイントがあるので、稼働時間だけでトラクターの良し悪しは判断できません。
年式を確認する
中古トラクターは、年式によって価格が大きく左右されます。年式があまりにも古い場合、部品供給の終了や経年劣化などがデメリットとして挙げられます。
部品供給は製品製造終了後12年で止まるケースがほとんどなので、年式が古いと不具合が出てきても修理できません。
製造されてから年数が経つことで劣化したり、メンテナンス不足の影響が出ていたりすることもあり、年式が古くなるほど故障リスクは高いといえます。
お手頃価格ではあるものの、購入後すぐに不具合が表れると、修理もできず使えなくなってしまうおそれもあるため、特に安いトラクターは念入りに不具合がないか確認しましょう。
馬力を確認する
馬力はトラクターのパワーを示すものです。作業内容によって必要な馬力が変わることから、トラクターの性能の中で最も重要な要素といえます。
トラクターでさまざまな作業を行いたい場合には、20馬力がひとつの目安となります。
土壌によっても必要な馬力は異なり、粘土質のような抵抗の大きな土壌では25馬力以上が求められます。
また、馬力の大きさは作業効率に影響するため、規模が大きければそれだけ馬力も必要です。
馬力は使い勝手に大きく影響するので、現在使っているトラクターの使い勝手を基準に考えるとよいです。
新品トラクターの価格は、馬力に10万円をかけた金額が一般的で、中古トラクターであればその3割程度が相場の目安です。
馬力が大きいほど価格は高くなる傾向がありますが、馬力は使い勝手と効率に直結する項目なので、必要な大きさのものを選ぶようにしましょう。
整備状況と動作確認
整備状況を確認することで、購入直後の故障や部品の欠損といったトラブルを回避できます。
たとえ安価で購入できても、すぐに修理やメンテナンスが必要になるようでは、新品を購入したほうがよかったという事態になりかねません。
販売業者に農業機械整備士が所属しているか、大型農機具整備施設の認定を受けているかが、信頼できる業者選びの基準となるため確認しておきましょう。
また購入の際は、破損の有無や程度、汚れなどを確認し、実際に動くかどうか動作確認しておくことも大切です。
特に注目すべきはエンジンで、異音がしないか、稼働が安定しているかをよく確認しましょう。
アフターケアの有無と範囲を確認
中古とはいえ、トラクターは決して安い買い物ではありません。せっかく買ったトラクターを長く使用するためにも、保証内容を確認しておくことが大切です。
購入後の修理対応や返金対応、定期メンテナンスなどアフターケアの有無を確認しておくと、万一のトラブルの際も慌てずに対処できます。
保証がある場合は、無償となる範囲についてしっかり確認しておくことで、販売業者とのトラブルを避けられます。
中古トラクターを安心して使い続けるためにも、欠かさずチェックしてきましょう。
アタッチメントの確認
トラクターにおいてアタッチメントは重要な役割を担いますが、取り付けられなければ意味がありません。
アタッチメントの取り付け方式には「2点リンク」と「3点リンク」の2種類があります。
2点リンクにトップリンクを加えた3点リンクであれば、取り付け可能なアタッチメントの種類が多いため、さまざまな場面で対応しやすいです。
市場に流通している量も2点リンクと比べると多いので、3点リンクを使用する機会は間々あります。
ただし、15馬力以下のような馬力が比較的小さいトラクターでは、2点リンクが採用されている機種もあるため、取り付け方式をよく確認しましょう。
取り付けを予定しているアタッチメントがある場合は、取り付け後の重量バランスが取れているか、十分な馬力が備わっているかの確認も必要です。
アタッチメントは単体で購入すると高価なので、セットで購入するのが望ましいです。
もともとアタッチメントが装備されている場合は、バランスと馬力の確認に加えて、劣化具合などの状態や作業環境に適合しているかを確認します。
農地面積や土壌の性質に合ったものを選ぶことが大切です。
人気トラクターメーカー
中古トラクターの中でも国内メーカー品は人気があり、海外での需要も高くなっています。
主要なメーカーとしては、「クボタ」「ヤンマー」「イセキ」「三菱マヒンドラ農機」の4社が挙げられます。
ここでは、各メーカーの特色について紹介しましょう。
クボタ
国内における農機具のトップシェアを誇るクボタは、高い技術力を有し、開発にも積極的なメーカーです。
トラクターは小回りの利くコンパクトさと耐久性に定評があり、日本だけでなく中国やタイ、北米などでも支持されています。
近年では「スマート農業」と呼ばれる農業の近代化に取り組んでいることで注目されています。
クボタのトラクターの魅力は、自動でまっすぐ進んでくれる「GS機能」と呼ばれる直進アシスト機能や、モニターで区画や現在地を確認できる機能が搭載されているなど、毎日の農作業を快適にする技術が採用されている点です。
シェア率がトップであることから市場への流通量も多く、価格と性能のバランスにも優れています。愛用者が多い分、修理に対応している販売店が多いことも特徴です。
中古販売業者「UMM(中古農機市場)」におけるクボタ製中古トラクターの相場は、十万円台から500万円以上するものまで幅広く、200万円までが多数を占めています。
ヤンマー
クボタに続いて国内シェア第2位のヤンマーは、創業から100年以上の歴史ある農機具メーカーです。
農業以外の分野においてエンジン製造を手掛けていることから、エンジンの性能に強みがあります。
利用シーンに合わせてシリーズが展開されているので、どのタイプが適しているのかがわかりやすくなっています。
ヤンマーのトラクターは操作性を追求しており、誰もが使いやすいように配慮されている設計です。
クラッチ操作を必要としないノークラッチや、速度を細かく自在に変えられる無段変速などの機能が特徴的です。
一方、ヤンマー製の弱点は、修理に対応できる工場が限られていることです。
トラクターを利用する地域に修理対応可能な工場があるかどうか、事前に確認しておきましょう。
UMMにおけるヤンマー製トラクターの相場は、数万円から300万円台までとなっており、クボタよりも価格は比較的お手頃です。
イセキ
国内トップメーカーのひとつであるイセキは、ヤンマーに次ぐ国内シェア第3位のメーカーです。
北米やアジアなどにも展開しており、インドにおいては現地企業「TAFE」とトラクター分野での業務提携を行うなど、さらなる成長が期待されています。
イセキのトラクターは、ダイヤルでモード切替ができる機能や、自動で変速してくれるDモードを搭載しているモデルもあり、操作性の高さが魅力です。
GPSを利用してズレを補正する直進アシスト機能や自動運転技術など、高い開発力が活かされています。
UMMにおけるイセキ製トラクターの相場は、十万円台から400万円台までです。100万円以下で手に入るモデルが多くを占めています。
三菱マヒンドラ農機
三菱マヒンドラ農機は、佐藤造機として設立され、三菱機器と合併することで三菱農機となりました。
2011年に三菱重工業の完全子会社となり、2015年に三菱マヒンドラ農機と社名変更を行い、現在に至ります。
インドのマヒンドラ&マヒンドラ社とOEM契約を結び部品調達を行っており、さらに販売先の約2/3が海外という、グローバルな視野を持つ企業です。
2021年にはクボタと業務提携を行っています。自動制御システムである「ジャイロMAC」やVRC制御など、独自の技術を持っているのが特徴です。
UMMにおける三菱マヒンドラ農機製トラクターの相場は、20万円台から200万円台までとなっています。
100万円前後が平均で、比較的安定した価格帯といえます。
おすすめトラクター車種
ここではトラクター選びの参考までに、クボタ・ヤンマー・イセキの国内3メーカーの中から、人気のある車種をご紹介しましょう。
まず、クボタはGLシリーズやKLシリーズ、L1/L02型が人気です。一方、ヤンマーはEFシリーズとAFシリーズが人気で、特に22馬力の需要が高くなっています。
イセキの人気車種は、ジアスAT型とTM型です。これらの車種は発売から年数が経過しているにもかかわらず、根強い人気をもっており、中古価格も安定しています。
中古トラクター購入時の注意点
中古トラクターを購入する際は配送料金が発生しますが、これは購入者負担が一般的とされています。
つまり、トラクターの購入には最低限、本体の金額と配送料金が必要となる点に注意しましょう。
配送料金は販売店から近いほど安くなるので、できるだけ近くの販売店で購入するのがベターです。
配送料金は数万円で済むこともあれば、10万円以上かかることもあるので、購入の際は予算として忘れずに組み込んでおきましょう。
中古トラクターを買うなら「UMM」
中古トラクターを購入するなら、UMMの利用がおすすめです。UMMは、豊富なラインナップが魅力の中古農機具販売サービスです。
中古トラクターも豊富に揃えているので、希望の条件に合ったトラクターを見つけやすいです。
UMM会員になると、通知メールで新着商品を知らせしてくれる便利機能が利用できます。
入会費や年会費などの費用もかからないため、初めて中古販売業者を利用する方でも安心です。トラクターの買い替えを考えている方は、ぜひご検討ください。
古いトラクターの売買ならお任せ!
トラクターを売却する際は、手持ちのトラクターの馬力や稼働時間から相場を確認しておきましょう。
相場を確認しておくことで、業者の提示する金額が適正価格かどうかを判断できます。
相場を確認したら見積もり依頼を行い、価値が下がらないうちに売却することをおすすめします。
また、中古トラクターの購入の際は、稼働時間や馬力、不具合箇所の確認などがポイントです。
作業環境に適していること、長く使えることを確認したうえで購入するようにしましょう。
(受付時間 9:15~18:00)